季節の変わり目は毛が抜けやすいです。

コロナ後遺症にも脱毛があります。

『コロナ後遺症の症状』

いつもより毛が抜けると不安。

今回は脱毛について2つのポイントをご紹介します。

1つ目は陰性(カリウムが多い)の食べ物を控えましょう。

人の身体を締める物はナトリウム

人の身体を緩める物はカリウムです。

身体はナトリウムとカリウムのバランスで成り立っています。

ナトリウム過多になると

身も心も締まりっぱなしで

性格的には頑固者になってしまいます。

カリウム過多になると

身も心も緩みっぱなしで

性格的にはなよなよした感じになります。

体が緩むともちろん髪の毛も抜けやすくなります。

上の図の左側が多いと体は緩み

右側が多いと体は締まります。

脱毛が気になる時は

陰性(カリウムが多い)の食べ物は控えましょう。

ナトリウムの摂取でおススメしたいのが

梅干しです。

普段は陰陽を組み合わせる食事を心掛けましょう。

2つ目は亜鉛の摂取です。

現在コロナ後遺症の脱毛へのアプローチとして

亜鉛の摂取が行われています。

亜鉛は主に

骨格筋・皮膚・肝臓・膵臓・前立腺・脳・腎臓などの臓器に存在しています。

約300種類以上の酵素の構成要素として重要です。

しかし、人の身体は亜鉛を作り出すことができません。

3食の食事、サプリメントなどから摂取する必要があります。

18歳以上の亜鉛の推奨量は男性:10~11mg、女性:8mg。

亜鉛は不足すると

皮膚炎、味覚異常、貧血、免疫力の低下、脱毛などがあります。

亜鉛はドラッグストアで簡単にサプリメントを購入できます。

しかし、摂取の仕方が難しい。

薬やサプリメントは

・体に合うこと(効果があること)

・適量

・体に取り込まれること(体の不調部分は循環障害、代謝障害などがあり取り込まれにくい)

の3条件を満たさないと効果が得られにくいです。

また過剰摂取した場合

急性中毒を発生して

悪心、嘔吐、食欲不振、下痢など起こる可能性があります。

となると、食事からの摂取が良いですね。

生ガキ(100mg中13.2mg)などに多く含まれます。

しかし、毎日生ガキは無理です。

私みたいに貝が苦手な人も…。

おススメしたいのが味噌汁です。

煮干し(100mg中7.2mg)や鰹節(100mg中2.8mg)にも亜鉛は含まれており

また、亜鉛は水に溶けやすい性質があります。

煮干しでだしを取ったものに

油揚げ(100mg中2.5mg)、豆腐(100mg中0.6mg)

またはシジミ(100mg中2.1mg)などの貝やワカメなどの海藻類などを

入れると亜鉛を摂取できます。

高野豆腐も多いみたいです。

ぜひお試しください。

次回は育毛についてです。

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