寒い冬

夜寝ようと布団へ。

ひやっと寒い。

そんな経験はありませんか?

何とか対策を考えなければと

いろいろ検討。

電気毛布は最初は暖かいが

夜中暑かったり

電磁波の影響が気になったり

使いにくい。

昔ながらの湯たんぽはどうか?

湯たんぽにお湯を入れて

足元ぬくぬくで

使いやすい。

ただ、時々熱いお湯で

低温やけどしたりする場合があったり

お湯を入れたりが面倒…。

そこでおススメしたいのが

簡易湯たんぽです。

用意するのは空のペットボトル。

できれば900㎖~1.5ℓぐらいの

大きい物を選びましょう。

あとは簡単。

ペットボトルを持ってお風呂へ。

入浴の際、ペットボトルにバスタブのお湯を入れるだけ。

お風呂のお湯を入れたペットボトルを布団の中へ。

これでセット完了。

お風呂のお湯ですので

やけどする心配もなく

入浴中にお湯を入れるだけなので簡単。

そんなぬるめのお湯で効果があるのか?

そういう疑問が涌くと思います。

実験してみました。

同じ場所に

同じ敷布団と毛布、掛布団を2セット。

お風呂の温度は41℃です。

布団を敷いてすぐに温度を測定。

測定後、片方に湯たんぽを入れます。

その後60分、120分、150分で測定しました。

3日間実験してみました。

結果です。

湯たんぽ有りの方は

60分後には30℃近くまで上がりました。

120分後がピークで150分後には少し下がります。

湯たんぽ無しの方は

少しずつ温度が下がっています。

3日間とも同様の結果が得られました。

湯たんぽを入れてから2時間までは

布団の中の温度は上昇し続けます。

寝る時間の2時間以内にセットしましょう。

ペットボトルは温度の高いお湯を入れると

変形したりやけどしたりしますので

熱湯は絶対にやめてください。

ちなみに

湯たんぽ無し13.1℃の布団に寝て

温度の変化をみてみました。

寝て5分後の温度です。

10分後です。

人間の体温のうち6割は

筋肉による熱産生によるものといわれています。

女性は男性に比べて筋肉量が少なく

皮下脂肪が多いといわれており

女性の体は男性よりも

熱を産生しにくい傾向があるようです。

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