『今が困難でも未来が困難とは限らない。未来は変えられる。』

アルフレッド・アドラー(1870~1973年)

オーストリア出身の精神科医であり、心理学者の言葉です。

人生において大きな失敗をして

「ああ、もうだめだ。これじゃあ、この先希望なんか持てないよ」

と、絶望的な気持ちになることがあります。

また病院で、

「年だから」「回復の見込みがない」「原因不明」「遺伝だから」

と言われ、一生上手に付き合っていくしかないと思ったことありませんか?

膝の悪い患者さんが、

階段の昇降が辛く、病院で診てもらったら

「老化です」と言われたそうです。

「老化です」「遺伝です」などと告げられると

年なら仕方ない。遺伝なら…。

とあきらめてしまいますよね。

その患者さんも老化と言われ、

この痛みと付き合っていくしかないと思ったそうです。

100まで生きる時代。

数十年付き合う苦しみはどれほどでしょう。

人をあきらめさせる陰鬱な発言・予言は嫌いです。

未来は現在の延長線にしかないわけではありません。

今を変えれば未来も確実に変えることができるのです。

膝の悪い患者さんも

現在、階段の昇降が楽になりました。

少し施術回数がかかってしまいましたが、

(それは今後の課題とし努力します)

老化が改善しました。

※実際に若返ったわけではありません。

統計はあくまでも統計です。

当てはまるかどうかは確率の話です。

陰鬱な予言によって未来をあきらめてはいけません。

過去は過去。大事なのは今。

暗い未来が予想されるなら今精一杯もがきましょう。

未来は変えられます。

カテゴリー: 院長コラム