チック症とは

本人の意思とは関係なく

突発的で不規則な運動や発声が

繰り返される神経疾患です。

例えば

・異常なほど瞬きする

・「あー」「うー」といった声をだす

・首を振る

など症状は人によってさまざまです。

実は、私の息子(小学4年生)も

この夏休みの途中から

鼻をすするような動作を繰り返すようになりました。

鼻水が出ているわけでもなく

鼻づまりがあるわけでもないのにです。

今までそんな癖は全くなかったので

経験上「これはチック症状だな」と判断しました。

もしチック症だと気付かなかった場合

一般的には

「注意する」「鼻すすってるよと教える」

といった対応になるかと思います。

そこで試しに注意して様子をみてみましたが

無意識にやっている行為に対して

注意しても止めることはできません。

それどころか、症状は悪化してしまいました。

このままでは改善が見込めないと判断し

施術を行うことにしました。

O-リングテストで調べてみると

アセチルコリンの分泌が低下し

交感神経が優位な状態。

後頭部から首肩、背中にかけての張りも

かなり強く出ていました。

息子はソフトボール少年で

夏休み中の土日はほとんど大会続き。

緊張や疲労が積み重なり

こうした体の状態になったと考えられます。

施術中は

いびきをかいてぐっすり眠っていたので

しっかりリラックスできたようです。

心身の緊張がほぐれることで

チック症状の改善にもつながっていくと

期待してます。

 

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